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手が小さい!

手の大きさ

こんにちは。
志木市のピアノ教室 Petit cadeauです。

皆さんは自分の手の大きさを気にしたことはありますか?

普段の生活では、手袋や軍手のサイズ選びくらいしか気にする機会はないかもしれません。

ですが、ピアノを弾いていると、
「オクターブが弾けるようになった!」
「この和音はとどかないな」
など、手の大きさを意識する場面があると思います。

今日はこの手の大きさについて書いていこうと思います。

大きな手

まず、ピアノは手が大きい方が有利です!
ここでの「有利」とは、作曲家が書いた原曲通りに弾くことができるという意味で、です。

もともとピアノはヨーロッパ生まれの楽器です。
ベートーヴェンやブラームス、リスト、ショパン、ラフマニノフ…などピアノ学習者が触れる曲の多くは外国の作曲家の作品です。

もちろん、邦人作品に取り組むこともありますが、作品の総数から見れば圧倒的に外国生まれの作品が多いわけです。

しかも、作曲家の多くは男性です。
ヨーロッパの男性の体格をイメージしていただくとわかると思いますが、日本人に比べると身長が高く、手が大きい。

そのような作曲家から生まれた作品は、平均的な日本人、特に女性からすると大きい手を意識して書かれています。

なので、大きい手の持ち主でないと弾くことができない和音が出てくることがあります。

手が小さく、届かない音が出てきた場合は、音をバラして弾いたり、省略したり、はたまた違う音にアレンジしたり…

工夫して曲として不自然にならないようまとめられたとしても、やはり原曲通りではなくなってしまいます。

作曲家が意図した響きを再現できないというのは、奏者としてなかなか辛いことです。

オクターブギリギリ!

ピアノ 小さい手

こちらの画像は、私の右手です。
オクターブを弾いているところですが、残念ながら、上から掴むと隣の音も一緒に鳴ってしまうため端からしか弾けません。

親指から小指まで180度近く開きますが、それでも届かないのです。

サイズの合う手袋を見つけるのに苦労するので、ピアニストとしてかなり小さいのはもちろん、そもそも日本人女性として小さい手のようです。

今まで自分が使ってきた楽譜を見てみると、小学校4年生の時にオクターブが弾けるようになっていたようですが、そこから成長せず…

身長はそこまで低くないのですが、大人になっても手の大きさは小さいままです。

私のようにオクターブを弾くのに余裕がないと、上級レベルの曲は物理的に弾けない箇所がたくさん出てきます。

コンクールや試験で弾く曲は、「この曲を弾きたい!」と思っても、楽譜を見たら届かない和音が多すぎて断念することも。

自分で楽しむために弾くだけなら届かない部分を誤魔化せばいいのですが、審査をされる場となると、選曲に気をつかいます。

小さい手は大変…

正直なところ、手が小さいことで不利だと感じることは多々あります。

10度(ド〜1オクターブ上のミ)の和音をポーンと掴んで弾いているのをみると羨ましく思いますし、手を目一杯広げないと弾けない部分を練習していると、手が大きければこんなに時間をかけずとも弾けるようになるのかなと残念な気持ちになります。

ですが、「工夫」は必要でもオクターブがギリギリ届けば、弾けない曲は少ないです。

この「工夫」が難しいところではありますが…

手の大きさについては書きたいことがたくさんあるので、今回はここまで。
また今度、その「工夫」について書きたいと思います。