Blog ブログ


Home > Blog > 手が小さい > チャレンジ精神

チャレンジ精神

様々な手の大きさを見てきて

今までたくさんの方のピアノレッスンを担当させていただき、色々なサイズの手を見てきました。

小学校低学年にしてすでに私より手が大きい生徒を見て羨ましい…と思うこともあれば、手の大きさが自分と同じくらいの生徒の悔しい気持ちに「わかるわかる」と頷いたり…

大抵の生徒は小学校高学年くらいになると、オクターブがだんだんと届くようになります。
私よりも手が大きくなり、オクターブを上から掴める日がやってきます。

一方で、私と同じように手があまり大きくならない生徒もいます。

オクターブを弾くのがギリギリ、という状態だと、ソナチネレベルから少しずつ大変になってきます。

さらに進んでソナタレベルになり、有名な曲にもチャレンジしたいとなると、オクターブは避けては通れなくなります。

「手が小さいから」と諦めるのはもったいない

そうなった時、「手が小さいから…」とオクターブが多い曲を諦めてしまう方がいらっしゃるのですが、非常にもったいないです。

弾くのが大変でも、少しずつチャレンジしていかなくては可動域が広がらないので、最初から諦めてしまうということは、弾けるようになるかもしれないという可能性を捨ててしまうことになります。

もちろん、手が最大限広がったとしても全くオクターブに届きそうにない場合は、別の方法を考えたほうがよいと言えます。

ですが、少しでも端に指が引っ掛かる、まだ手が広がりそうという方であればチャレンジする価値があります。

無理な弾き方には要注意

気をつけなければいけないのが、間違った方法で手を目一杯開いて弾こうとすると、あっという間に手を痛めてしまうということです。
オクターブ奏法は手を痛める原因になりやすいので、指導者のアドバイスを受けながら取り組むのが安全です。

しかし、指導者側が手の小さい生徒に対してオクターブを避けてしまう場合があるようです。

特にアマチュアの方に対しては、無理をしなくてもよいのではと良かれと思って、オクターブの出てこない曲ばかりを選んだり、チャレンジする前に音を省いてしまったりすることがあります。

少しずつ可能性を広げるために

私としては、いつか上級レベルの曲にチャレンジしてみたい、もっと上手になりたいと考えている方には、可能性を広げるためにオクターブの練習を少しずつ進めてほしいと考えています。

オクターブの出てくる曲に取り組みつつ、指の間が広がるようなトレーニングをプラスすると、和音が掴みやすくなります。

トレーニングはすぐに効果が出るわけではなく、時間をかけて徐々に効果が感じられるものです。

少しずつ訓練していくと、「前よりオクターブが弾きやすくなりました」と嬉しいお言葉をいただくことがあります。

大人の方でも、頑張ってチャレンジした分、必ず成果が出ます。
場合によっては、オクターブが楽に届くようになることもあります。

可能性を信じて、チャレンジ精神をもって取り組みたいですね。