付点のリズムを体感しよう
リズム打ちも大切だけど…
当教室では、レッスンで必ずソルフェージュの課題に取り組んでいます。
リズム打ちや初見演奏、新曲視唱や聴音などで楽譜を読み解く力や、適した表現を導き出す力を身につけてほしいからです。
ソルフェージュってなに?
ソルフェージュ? こんにちは。ピアノ教室 Petit cadeauです。 以前の記事で、当教室が45分レッスンを基本としている理由として「ソルフェージュ」の時間を確保するためと書きました。 ですが、「そもそもソルフェージ […]

リズム打ちの課題で付点のリズムに苦戦していたAちゃん。
16分音符が出てきて細かいリズムになってくると、難しく感じる生徒が増えてきます。

はじめは「1と、2と」と数えながら音符の長さを確認して、まずはリズムの仕組みを頭で理解してもらいます。
ですが、実際にピアノを弾くときに必要なのは「生きたリズム」です。
音符の長さを一つひとつ数えて正しいリズムで弾けていても、拍を縦に刻むことばかりに意識が向いてしまうと、どこか機械的な演奏になってしまいます。
理屈として理解したリズムを、音楽の流れの中で自然に感じられるようになることが大切です。
実際に弾いてみよう
今日は、そんなAちゃんに「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」の楽譜を渡しました。
誰もが知っているこの曲ですが、実は一番はじめから付点のリズムが出てきます。
リズム打ちで出てきたリズムの実践編です。
有名な曲だからこそ、耳で覚えていて自然に歌える一方、改めて楽譜を見る機会は意外と少ないものです。
楽譜を見て「あっ!」と付点のリズムが使われていることに気付いてくれました。
知っている曲なら、頭の中にすでに音楽の流れがあります。
「このリズムは、こういうふうに音楽の中で使われているんだ」と結びつくと、リズムもぐっと自然に取り込めるようになります。
リズムを「数えて理解する」ことから、「感じて演奏する」ことへ。
こうした経験を少しずつ積み重ねながら、生きたリズムを身につけていきます。